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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ナイトウィザード(英:Night Wizard!)は、エンターブレインから出版されている日本のテーブルトークRPG(TRPG)。著者は菊池たけし、F.E.A.R.。表紙イラストは石田ヒロユキが担当。2002年3月にルール第一版が発行され、2007年10月には第二版が発行され、2014年7月30日には第三版『ナイトウィザード The 3rd Edition』が発売されている。 現代を舞台として、影で世界を守る魔法使いたちの活躍を描くライトノベル調のロー・ファンタジーに属する作品で、世界設定の雰囲気などはアリスソフトのゲーム『夜が来る!』の影響を強く受けている。「ガンナーズブルーム」や「ウィッチブレード」といった機械式の魔法の箒(ほうき)が登場し、この作品のシンボル的なガジェットとなっている。 F.E.A.R.作品としては最も幅広いメディアミックス展開を行っており、小説、漫画、テレビアニメ、コンピュータゲームなどがリリースされている。本記事ではこれらに付いても概略的に触れる。 == 概要 == ゲームの舞台は「ファー・ジ・アース」と呼ばれる、地球のパラレルワールドである。(「ファー・ジ・アース」とは異世界の住人がこの世界を呼称するときの呼び名であり、ファー・ジ・アースに住む者たちはわれわれと同じく、この星を地球という名前で読んでいる) ファー・ジ・アースは表面的には我々の住む地球とそっくりだが、大きく違う部分がいくつかある。その最たるものが、町を異界に変貌させる「赤い月の夜」の存在である。 『E-LOGIN』や『マジキュー』など、テーブルトークRPGとは直接関係ないジャンルの雑誌にリプレイを連載し、声優を使ったネットラジオで情報発信を行うなど、ファン層開拓に積極的な展開を図っているのも特徴である。その結果、パソコンゲーム(『ナイトウィザード 魔法大戦 〜The Peace Plan to Save the World〜』)、CDドラマ、コミカライズ(『ヴァリアブルウィッチ』)、テレビアニメ、コンシューマーゲーム(PS2用『ナイトウィザード The VIDEO GAME 〜Denial of the World〜』)と国産TRPG作品としては、『ロードス島戦記』『ソードワールド』に続く、豊富なマルチメディア展開を行う作品となった。 ルールシステム面では、同じ作者の『セブン=フォートレス』シリーズと基本的に同じ体系になっており、データは互換性を持つ。また、世界設定も『セブン=フォートレス』の世界ラース=フェリアと平行世界であるとして関連を持たせてある。この点を発展させ、『セブン=フォートレス V3』(以下『V3』)のリプレイ『フレイスの炎砦』はこの2つの世界を行き来する異世界クロスオーバー作品となっていた。この時点では、『ナイトウィザード』のプレイヤーキャラクター(PC)を『V3』に持ち込むためには、工夫してデータを変更してやる必要があった。しかしその後、『V3』のサプリメント『セブン=フォートレス パワード』により、『ナイトウィザード』から『セブン=フォートレス』への変換が正式にサポートされ、2つのゲームを統合してプレイすることが可能となった。 ルール第二版である『ナイトウィザード The 2nd Edition』では、セブン=フォートレスシリーズのルール第四版である『セブン=フォートレス メビウス』と同時に開発された。この二つのゲームは完全に同一のゲームシステムを持ち、サプリメントなどの導入なしに完全な互換性を持つようになっている。 他の「現代アクションもの」のTRPGにはない大きな特徴として、ダンジョンアタックがメインに添えられていることがある。これはダンジョンゲームを意識していた『セブン=フォートレス Advanced』とシステムが同じ体系であることからの必然的な帰結であったのだが、世界設定などにおいて現代ものでダンジョンを作り出すことに無理のない配慮がされており、ナイトウィザードの独自性として今でも注目されている。しかし、ナイトウィザードのいくつかのリプレイにおいてストーリー性をつけにくいダンジョンシーンを縮小した結果、リプレイから興味を持ったユーザーにとってダンジョン要素が逆に煩雑に映りダンジョンシーンをほとんど扱わずに『ナイトウィザード』のゲームを行うというファンも増えてきた。 ルール第二版である『ナイトウィザード The 2nd Edition』ではこのような新しいファン層に配慮して、基本ルールからはダンジョンの要素がとりのぞかれ、ダンジョンシーンなしでもゲームの楽しさを十分満喫することができるようにルールが作り直されている。なお、ダンジョン探索の要素はサプリメント『スクールメイズ』で追加ルールとして記載された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ナイトウィザード」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Night Wizard! 」があります。 スポンサード リンク
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